2021年12月28日火曜日

SDFについて(その4:滑らかなWorley Noiseへの応用)

 前回の記事で滑らかなUnionに言及しました(SDFのSmooth Union)。

Worley Noiseとの関係

ここで唐突なのですが、Worley Noiseでは色々な距離関数を用いたバリエーションが存在することを思い出して見てください。

そうです、SDFと関連がありそう、とピンと来たあなたはもう立派なSDF-istです。

Worley Noiseでは距離を用いたノイズを生成するので、その距離に対してはSDFのテクニックが使えるのではないか?という話です。

2021年12月19日日曜日

SDFについて(その3:応用例)

 続きです。

この記事は Houdini Apprentice Advent Calendar 2021 9日目の記事になります。

様々な Signed Distance Function

shader-toy などでは SDF はレイマーチを行う時のモデリングの道具として良く用いられています[1]。

またこの界隈には Inigo Quilez さん(以下、iq 先生)という有名な方がおり、彼のBlog記事には Signed Distance Function の関数一覧が乗っています[2]。 このページの "Primitive combinations" というところには SDF 同士を合成する三つの方法, Union, Intersection, Subtraction が紹介されています。これらを説明していきます。

SDFについて(その2:xyzdist の利用)

 続きです。

この記事は Houdini Apprentice Advent Calendar 2021 8日目の記事になります。

その1では関数として表現できるSDFを取り扱ってきました。

それでは、関数では表しきれない複雑なポリゴンで構成されたメッシュからSDFを作るにはどうしたら良いでしょうか?

SDFについて(その1:基礎および可視化方法について)

この記事は Houdini Apprentice Advent Calendar 2021 7日目の記事になります。

SDFについて、Houdiniを用いて説明していきます。

想定している対象読者は…

  • Houdiniはそこそこ触ったことがあり
  • VEXに興味があって習得したいが簡単な題材に困っていて
  • Houdiniの裏側でどんな概念が存在するか興味のある
そんな方を想定しています。SDF Apprentice な方向けの記事です。